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  「山行報告」
個人山行

剱岳の山容はまさに偉容

 
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〔山  名〕剱岳(2999m)
〔山行月日〕2013年8月24日(土)~26日(月)
〔メンバー〕源川  他1名
〔コース・タイム〕*8/24 中之島見附IC 3:10⇒5:50立山駅6:10⇒(ケーブルカー)⇒(アルペンルートバス)⇒8:20室堂バスターミナル→9:11雷鳥沢キャンプ場→11:20剱御前小舎→12:25剱沢キャンプ場→13:00剣山荘(泊)
*8/25 剣山荘 5:00→5:35一服剱→6:15前剱→7:55剱岳8:20→11:00剣山荘11:40→13:05剱御前小舎→14:30雷鳥沢キャンプ場→15:30みくりが池温泉 15:30(泊)
*8/26 みくりが池温泉8:15→室堂バスターミナル⇒11:10立山駅⇒14:10中之島見附IC

天気予報は芳しくないのだが、全ては現地でと決めて出発。5時頃には割合空模様もよく立山方面も上に雲がかかるものの中腹から下はよく見える。また、海の上も暗い雲ではない。バスのワイパーも稼働することなくターミナルへ。気温は11℃。雨具を付けて出発。地獄谷のガス濃度が上昇中につき、通行禁止で観光遊歩道を迂回。ミクリガ池で雷鳥2羽。目の上まぶたの赤が鮮やか。途中、ぽつぽつと雨具を叩く音。しかし、雨滴で素手が濡れるようなことはない。剱御前小舎に着いた頃は風も強く体感温度も低下。剱沢でのテント泊は断念。剣山荘に素泊まり。建築間もない様な新しさ。夕食は玄関口の喫煙者と共用の小さなテーブルの上で火器を使い、済ませる。台湾からの団体20名が到着。温水シャワーが無料で使える。風の音を聞きながら熟睡。
 5時、上に防寒の雨具を着て出発。朝焼けに美しい五竜と鹿島槍のシルエット。まれに、小雨。いよいよ、カニの横這い。待ちながら進む間、まるで波に洗われる岩場のカニの姿を自分に重ねる。そして、カニの縦這いでは、心臓が止まったのではないかと思うほどの緊張感。早月尾根との分岐点からすぐ頂上へ。ツアーの新潟隊20名程の方々。皆様人生の大先輩。その中に笹団子をうまそうに食しておられた男性がぶどうを勧めてくださった。とっても美味しくて元気モリモリ。まるで都心の一角のように見える室堂ターミナル。早月尾根と早月川も堂々とした存在感だ。
帰路、カニの横這いを過ぎ、梯子を過ぎると急に空腹に気が付く。それほどに気が楽になっているのは、要注意と戒めながらも、気分は緩みっぱなし。こんなに極端な緊張と弛緩がかつてあっただろうか。前剱まで来て、順調な時間経過に気をよくして、軽食。この日は月曜日ということと、週末からの予報がよくなかったことも手伝ってか、人が思ったよりも断然少ない。
多少の交差、道の譲り合いはあるものの順調。剣山荘を過ぎてから剱御前小舎までは、剱沢キャンプ場を行くキャラバンの隊列のような新潟隊。剱御前中腹を行く私たちはその足並みの速さに舌を巻いた。その途中、3羽目の雷鳥を這い松の中に見る。あとは、ひたすら下るような雷鳥坂が辛い。さらに、雷鳥沢キャンプ場からの石段の登りが泣かせる。それでも、気持ちの良い陽光の中を真砂岳、大日岳など眺めながらみくりが池温泉に到着した。
途中、カヤクグリが人通りに放つような囀りを上げている。縄張りを主張する警告、威嚇それとも雷鳥のように、人は、彼らにとって無害な存在。
帰りのバスから見る剱岳の山容はまさに偉容でした。

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五竜、鹿島槍の朝焼けシルエット

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カニのタテバイを登る

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山頂から五竜、鹿島槍を望む
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~ Comment ~

緊張感が伝わってきます 

読んでいる方にも緊張感が伝わってきました。
実際はもっと大変だったと思いますが、それも登山の醍醐味と思います。
人が少なかったことがかえって良かったのではないでしょうか?

いかったです 

M先輩のちからで、結局は、いい天気でした剣岳。初日は暴風雨のように感じていました。本当に前ツルのあとが気がゆるみあぶないことが感じられました。木登り名人の言葉が思い出されました。
  • #116 後立山を指差す緑の男 
  • URL 
  • 2013.09/03 19:11 
  •  ▲EntryTop 

こだまがかえってきた! 

ありがとうございます。
確かに、登山の醍醐味なのでしょう。沢山の山行を重ねてこられた方ならではのお言葉と嬉しく感じました。そして、天候不順とシーズンのピークが過ぎたころという条件が人だかりでもなく、和気あいあいとしたどこにでもある山の一日という感じが、上や下を必要以上に恐れたり不安を抱かずにいられた、あの程度の超個人的な空中浮遊感覚で済んだという気持ちです。
そして、あの一日目の天候、梅雨寒の霧雨に時折風が混じる感覚は、落石だのヘルメットだのハーネスだのと、動画のインパクトから受けた万が一の犠牲者という想像からすれば嵐の前の静けさでした。それだけに、あの、心臓や呼吸の喪失感のような感じが忘れられません。「後立山を目指す緑の男」さん、会報にも記事がありましたが、いですね。唐松しか知りませんが、いつか・・・・。
こんなに山のこだまが、嬉しいです。本当にありがとうございました。

「小さな旅」 越後駒ヶ岳を観ました 

 番組ではみちぐさ山の会の磯部さん夫婦が出演しています。仲睦まじい様子がよく出ていたと思います。
 事前にみちぐさの会報で磯部さんがテレビの取材を受けて、「こっぱずかしい」と言われていました。長岡ではあまり聞かない言い方ですが、意味は良く分かります。私が磯部さんの立場なら、やはり「こっぱずかしい」
 もう一組の夫婦も登場しますが、こちらもほほえましい。
 再放送が総合テレビ16日5:15からあるようです。
見逃した方はどうぞご覧下さい。


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